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外国人労働者の受け入れ、28年度末までに123万人の上限案

2025年12月25日
読了時間: 2分

外国人労働者の受け入れ、28年度末までに123万人の上限案…技能実習に代わる「育成就労」は42万人見込むとは


政府は23日午前、2028年度末までに最大で計123万1900人の外国人労働者を受け入れるとする上限案を有識者会議に示した。在留資格「特定技能」制度で約80万人、技能実習に代わって27年から開始する「育成就労」制度で約42万人を見込む。政府は与党内の議論を踏まえ、来年1月下旬の閣議決定を目指す。


政府が示した上限案では、長期就労が可能な特定技能制度で、26年度から3年間、19分野の80万5700人を受け入れる。24年度から5年間で最大82万人を見込んでいたが、人工知能(AI)などによる生産性向上に伴い、受け入れ上限数を1万人程度減らした。


27年4月に始める育成就労制度では2年間、17分野で最大42万6200人を見込む。育成就労で受け入れる人数が示されるのは初めて。国内の人手不足解消を目的に一定の技能水準まで育成し、より長期で働ける特定技能への移行を促す。

 

技能実習で原則禁止だった転籍(転職)については1~2年働けば同じ業種に限り認め、働きやすい環境整備を進める。長時間労働や賃金未払いなどが相次いだ技能実習は廃止となる。

 

出入国在留管理庁によると、技能実習生は6月末時点で約44万9400人。単純比較は難しいが、同庁の担当者は「育成就労は技能実習より少ない規模感になる」と話す。

分野(業種)別の運用方針案では、工業製品製造業が31万9200人で最大となり、建設が19万9500人、飲食料品製造業が19万4900人、介護が16万700人と続いた。新たな分野では、物流倉庫1万8300人、リネンサプライ7700人、資源循環4500人となった。

 

上限数は分野ごとに、人手不足の見込み数から、女性活用などで補う労働力と生産性の向上分を差し引いて算出した。日本人の雇用に悪影響を及ぼさないよう設定し、上限に達した場合は受け入れを停止する。

 
 
 

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